ソフトバンクの新製品発表のTwitterにフォーカスしたまとめ
本日ソフトバンクの2010年夏モデルの発表会を行った。
この日の発表の目玉はTwitterとし、夏モデルの全14機種にTwitterの専用アプリをプリインストールすることを発表した。

この模様はUSTREAMで配信され、視聴者数は総計8.8万人(同時は3万人)、Tweeterでハッシュタグ(#softbank )付きのコメントは4.7万件に及んだ。
この日のTwitterに関する発表にフォーカスしてまとめた。
Twitterユーザーを意識した演出の数々
Twitterをメインテーマとしただけあって、この日の発表会では様々な演出がなされた。

- この日用意されたステージ上の3つの大画面スクリーンに#softbankでツイートしたユーザーのアイコンで埋め尽くす画面が映された
- #softbankのツイートをスクリーンに映しだし、トータル件数がリアルタイムでカウントされた
- #softbankのピックアップしたツイートを単体でスクリーンに映し出し、孫社長によって読み上げられた
これらの演出はユーザーの反応も良く、演出として他のイベントでも多いに参考にできるものだったのではないだろうか。
孫社長によるTwitterの紹介
この日はTwitterをメインテーマとして、孫社長がTwitterについて語った
- 私は去年の12月24日からTwitterをはじめた
- 毎日たくさんツイートして「本当に自分で書いてるのか?」という質問も寄せられるが、お風呂の中でジップロックに入れてツイートしたり、海外のホテルの部屋からツイートしたり、すべて自らツイートしている内容である
- Twitterを開始して以来、私の人生、ライフスタイルが変わった。
- それまではもちろん会社でいろんな社員と毎日ミーティングをしているし、お客様ともミーティングをしたりしている
- しかし全く会ったこともない、見たこともない人々と、毎日お互いの脳が繋がりあうような、脳内コミュニケーションのようだけど、その脳は外にあるといった感じ
- 右脳、左脳があるが、その他に外脳を得た感覚で、不思議な感覚を持ちはじめた。そして外脳と外脳がお互いにくっつきあって合脳のような感覚が出てきた
- その不思議な、しかし素晴らしい体験をするうちにどんどんのめりこんでいった。楽しくてしかたがない。しかも仕事に大変役立つ。ということで私の人生観が変わった
- この感動を1人でも多くの人に伝えたい。1人でも多くの人と分かち合いたいという気持ちでいっぱいである
続けて以下のように語った。
- 私はTwitterをはじめて多くのことを学んだ
- 朝起きて真っ先に新聞や歯を磨く前にTwitterを見るようになった。もちろん朝食の前に見る
- 昼間も仕事の合間合間や、ランチの時にも見る。夜寝る直前に最後にする仕事はTwitterをちょっとチェックしてから寝る
- 完全にライフスタイルが変わった。最初は仕事に役立てようと思ってはじめた。我々の次の30年のヴィジョンを考える為にはじめた。仕事の為というのが最初のきっかけだった
- 特に日曜になると「日曜の朝じゃー」と龍馬伝を楽しんでいる
- 楽しくて仕方がない。でもその楽しさの中から、結果的に仕事に役立っている
- ソフトバンクの電波が特に田舎の方でつながらないという認識はしていたが、より多くの人から「つながらないぞ」という生の声をいただいて、「これはいかん」と思った。借金のことなんて言っている暇はないってことで、お客様の声に素直に答えるべく、電波改善宣言を出した
- いろんな要望に対して、できることから少しでもどんどんやっていこうってことで「やりましょう宣言」あるいは「検討しましょう」「できました」ということをお客様に直接お伝えするようになった
- 直接多くの人とコミュニケーションができる。これは電話やメールの1人対1人のコミュニケーションの次元とは遥かに違う。広がりのある、会ったこともない人とも含めてっていうのは正にコミュニケーション革命。さらに140文字に限定したところが素晴らしい
Twitterで話題の著名人からのコメント
続いて、この日は会場でTwitterで話題の著名人4人のインタビュー映像が紹介された。
(現在公開されているアーカイブではこの部分がカットされています。)

インタビューの内容
- 道端ジェシカ「海外のセレブがたくさん使っていて、なんなのだろうと思って、とりあえずアカウントを作ったのがきっかけ」
- 津田大介「Twitterに出会って使っているうちに懐かしいと思って、この感覚はなんだろうと思ったらインターネットが最初に出てきた時に感じたワクワク感。その時の感覚に近かった。それではまっていった」
- 広瀬香美「ある日突然Twitterは面白いと勝間和代さんが言い続けるので、夜な夜な何なんだろうなと思って、入りにいったのがきっかけ」
- 勝間和代「Twitterはいつどこで何に行ってどんな話をして何を食べたとか、本当にその人の生活が140文字の切り取りという形で出てくる。そういうイメージで見ていただければいいのかな」
- 津田「地震のツイートはものすごく速い。テレビのニュースの字幕よりも早くいろんな人が揺れたって書いて。本当にリアルタイムのメディアなんだなぁってのがわかる」
- 勝間「『おはよう』とか『今日どこ行く?』とか、そんな感じでメールを出す感覚でやればいい」
- 広瀬「生の情報の凝縮なんですよね」
- 道端「携帯から写真を撮ってアップできるじゃないですか。食べ物のツイートをした時のみんなの反応が本当にすごい。みんなどんだけお腹減ってるんだろうっていうぐらい」
- 広瀬「こういう曲ができたんだけど、ちょっと聞いてくださいって皆さんに聞いて頂くことができる。細かい部分まで会話ができて、そういう意味では私のプロデューサーかもしれない」
- 勝間「この前、脚立を買おうと思いまして、なんの脚立がいいかつぶやいたら。みんながこの脚立がいいあの脚立がいいと、どんどん教えてくれて。なぜか脚立に詳しい人がいる。それでお互いに脚立談義で盛り上がる」
- 津田「最低でも50人、できれば100人ぐらいフォローするといいというのが僕の持論」
- 道端「最近フォローし始めた人で、自分のことをブルパリスって読んでる男の子がいるんですけど、私は映画が好きで自称映画おたくだと思っているんですけど、これは知らないだろうと思うマイナーな映画も絶対彼は知ってるんですよ。もうブルパリスですら知らない映画って誰か知らないみたいな」
- 勝間「隙間時間ですよね。時間を細切れに使いたい時にコミュニケーションが取れるツールだと思う」
- 広瀬「家族ですかね。それぐらい大事。私も100万人フォローしようとしてるので、100万人家族がいて死ぬ間際『100万人のみんなよどうもありがとう』って言えたらなんて幸せなんだろう』
- 津田「人が好きな人であればTwitterってたぶん楽しめますよ」
Twitter社からもゲストが登場
Twitter社からヘッドオブモバイルビジネス ケビン・サー氏も登壇し、「これはトレンドのはじまり。ソフトバンクに続いてトレンドが盛り上がるといい」と述べた。
そして、サンフランシスコからTwitterの創業者である、エバン・ウィリアムズがUSTREAMを使用したライブ中継で登場し、以下のように語った。
- Twitterは非常に成長している。世界中で昨年成長した
- 特に日本で強い成長をみせている。我々の一番大きな市場が日本になりつつある
- Twitterはさらに成長するだろう。携帯は日本で普及しているのでさらに伸びるだろう
- Twitterは携帯の経験にフォーカスしていたので、非常にワクワクしている
- 公式のウィジェットがソフトバンクの携帯の夏モデルに導入されることが非常に待ち遠しい
エバン・ウィリアムズ生中継の模様ハイライト
うまくハイライト部分が再生されない場合はこちらから
http://www.ustream.tv/recorded/7015714/highlight/74505
Twitterの現状
- 世界のユーザー数は1億8千万人(アカウントを持っていない人、API経由は含まない数字)
- 日本では急激に普及しており、日本でのTwitter普及率は13.2%
- 日本は世界で一番ユーザーが爆発的に伸び始めてる国ではないかと感じる
- まだ大半の人はPC経由でTwitterをしている。
- 日本でiPhoneユーザーの28%の人がTwitterを利用
- 日本で一般の携帯では3%の人がTwitterを利用
- 一般携帯は遅い、見にくい、アイコンが小さいなどの問題があった
- Twitterをサクサク、しかも見やすく一般携帯でやれるようにする
モバイルコミュニケーションの革命
Twitterに関するアプリケーションに関しては以下の通り。

- 新製品14機種すべてにTwitter専用アプリをプリインストール
- Twitter社の公式ウィジェットを搭載
- Javaアプリの「TweetMe」が登場
- 会員登録していない人でもTwitterの情報が得られる「Twinavi」
USTREAM Asia設立
そして、この日は最後にCEOのジョン・ハムを迎え、USTREAM Asiaの設立が発表された。
ジョン氏「4年前にサービスをスタートしたが、私たちは単純に皆さんにライブ放送の機会を与えたかった。Lady Gagaもライブストリーミングしている。」と述べた。
そして以下のデータも紹介された。
- USTREAMのユーザーは5か月間で3倍、2カ月間で2倍に増加した。
- 4月末に1億1千万を突破
USTREAM Asiaの設立とiPhone向け日本語版アプリケーションの提供について(プレスリリース)
この日のソフトバンクの発表はTwitterそして、USTREAMという新しいトレンドをいち早く取り入れた発表になった。
ソフトバンクがTwitterを携帯で快適に利用できるアプリを用意することで、iPhone以外のユーザーにもTwitterが普及する大きな一歩になるかもしれない。今後のTwitterの成長が楽しみである。
夏モデルの特設ページ(ソフトバンク)
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