池上彰×津田大介がUSTREAMで対談、池上バブルに関してコメントも

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池上彰氏は10月26日、メディアジャーナリストの津田大介氏がゲストの仕事術を聞いていく生放送番組「my Workstyle on Real Time Web powered by Lotus」にて、はじめてとなるUSTREAM番組に出演した。

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番組の中では、参議院の選挙特番のネットの反応に対して「なんだこの過大評価は!」と思ったことを明かし、柔道と両立しようとした議員に対して質問した際の裏話などを語った。
番組の最後の質疑応答では、ITmediaの記者からの『ブックファーストの川越店の店長が池上バブルの件「露出が増えすぎると飽きられてしまい、たくさん出ると1つ1つの内容が薄くなりがちで、その結果本が売れなくなるのでは?」という話に関してどう思うか?』という質問に回答するシーンがあった。
(池上バブルに関して詳しくは過去の記事「ブックファースト店長から端を発した「池上・茂木・勝間バブル」発言の波紋」をご覧頂きたい。)


池上氏は「内田樹さんの反応に感心した為、出版計画を全部ストップし、すでに走っている本が年内に若干発売されるが、その後当分は本がでません」「目が覚めたというべきかもしれない、じっくり時間をかけて本を書いていったほうがいい」と考えていることを明かした。
この他にも池上氏の考え方として、「自分の意見を持っているが、私はそれを言うべきではなくて、テレビを見てる人が判断すべきであって、その判断材料を与えよう、なるべくいろんな視点の物を豊富に提供し、あとはみなさんで考えてください」という仕事をしたいと考えていると語った。
座右の銘はローザ・ルクセンブルグが言った「両端の燃える蝋燭のように生きねばならない」だそうだ。
この日の番組はアーカイブとして残されているので、チェックしてみてはいかがだろうか。
なかなか面白い話が聞けるのでおすすめである。

http://www.ustream.tv/recorded/10468341

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Author
Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。