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スパムアプリなのではないかとネットを騒がしているFacebookアプリ「自分新聞」ですが、アプリを提供する「グローバルアストロラインズ株式会社」のサイトを確認すると、スパムアプリ疑惑に対して「早急に、また積極的に否定させて頂きます」と記載されていますね。

この件について知らない方はまずこちらを。
『自分新聞』がFACEBOOKで流行中ですが、スパムサービスの可能性があります
(やまもといちろうBLOG)

以下がサイトに記載されている否定文。自分新聞2012とあるので昨年のものですね。

【重要】自分新聞をスパムとする発言・ツイートに関して

当社が開発・運営いたします自分新聞2012に関して「スパムアプリ」であるとの発言やツイートが極少数ではございますが、一部で見受けられましたので、早急に、また積極的に否定させて頂きます。本アプリに関しまして一切そのようなことはございません。自分新聞2012では、当社Facebookアプリ プライバシーポリシーに則って個人情報を新聞画像作成しお客様に提供することの目的に限定してお客様のFacebook上でのデータをお客様の明示的な許諾の下、収集・利用しており、新聞画像作成後は新聞作成過程で収集した情報を削除しております。ゆえに、得られた個人情報をもとに、他のユーザーに情報や勧誘等いかなる形のコンタクトをとるなどのスパム行為をすること等は一切ございません。当社が自社開発アプリケーションを公開する上では、企業向け研修事業・eラーニング事業を行う上で培った情報セキュリティ・個人情報取扱のノウハウを十分に生かし、お客様の個人情報・データの取扱には最大限の注意を払っておりますのでどうかご安心いただきご利用ください。なお、当社Facebookアプリのセキュリティ等に関するご質問は こちら のコンタクトフォームからお問い合わせください。

グローバルアストロラインズ株式会社サイトより

昨年指摘されつつも、今年も同様のアプリを提供しているということは、Facebookの規約的にはセーフなんでしょうかね。
1点補足ですが、上記で「新聞作成過程で収集した情報を削除しております」と書いてありますが、Facebookアプリの利用規約では、以下のように書かれています。

ユーザーが当社Facebookアプリを利用した際に取得できる利用者属性、利用傾向をはじめとした様々な行動結果を一般的および統計的な情報として、広告宣伝に活用し、または今後の事業に役立てることができるものとします。

削除するという割には、今後もデータを活用されそうな一文です。 プライバシーポリシーには、「Facebookアプリの機能を提供する目的の範囲を超えた個人情報の取扱い(目的外利用)を行いません」と記載されているので、個人が特定できる形で第三者に開示されることはしないと思われますが、統計データは個人が特定されてない範囲で利用される可能性があるということですね。
なので、ここは1年分の自分のデータがクロールされ、かつそのデータを使って何らかの分析が行われる可能性があっても問題ないと思うのであれば、使っても良いということなのかもしれません。(もちろんこの会社を信頼するという前提があっての話です)

このサービスに感じる問題点


私がこのサービスで問題と感じるのは、多くのユーザーは「自分新聞」を利用したいがために、知りもしないFacebookページの「いいね」を押させられているのではないかということです。
「自分新聞」を利用するためには2つのFacebookページに「いいね!」をしないと利用できない形になっています。

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1つはグローバルアストロラインズ株式会社の代表が出版した書籍のFacebookページ「ハーバード流宴会術」のFacebookページ。
もう1つは、「omiai」という男女マッチングサイトのFacebookページや「ケンタッキー」、「ピザハット」のFacebookページの3つがランダムで表示されるようです。

「自分新聞」自体のFacebookページに「いいね!」を押させるならまだしも、1つ目は「自分新聞」を提供する企業の代表が書いた書籍のFacebookページであり、もう1つは「252万円で3万いいねを獲得します」というサービスに費用を支払ったと思われる企業のFacebookページであるという、サービスとは関係がないFacebookページである点がよろしくありません。

広告に利用される可能性があります


Facebookページに「いいね!」をするということは、Facebook上の広告で利用される可能性があります。例えば以下のような形です。

koukoku


このようにFacebookページでは、いいねをした人の友人をターゲットに対してFacebook上に広告を出すことができますので、友人からはあなたがおすすめするサービスであるように見えます。つまり、知らない間にそれらのFacebookページの活動を応援することになります。
どんなサービスのFacebookページか知らないまま「いいね!」をしてしまう問題点がここにあります。

もし、すでに利用した方で、上記Facebookページを本心から「いいね!」していない場合は、Facebookページにアクセスして「いいね!」を取り消すことをおすすめします。

jibun

来年も自分新聞は登場するかもしれませんし、同様のサービスが登場し続けるかと思います。利用する場合は上記のことを理解した上で使うことをおすすめします。
ちなみに私はこの手のアプリは一切使わないようにしています。

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