電子書籍を読むならE Ink端末がおすすめな6つの理由

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Kindleの上陸で、電子書籍への感心がようやく高まってきたように感じる。すでに購入を決めていて、タブレット型の「Kindle Fire」か、E Ink型の「Kindle Paperwhite」かで悩んでいる人も多いだろう。
今回は一家に一台、もとい、一人一台持つことをおすすめしたいE Ink型の電子書籍端末のメリットを紹介したい。

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私自身は「Sony Reader PRS-T2」を使い始めて1ヶ月ほどが経過したところだ。ここのところ読書がまったくできていなかった自分にとっては信じられないぐらい読書がはかどった。電車に乗る時間を利用して1ヶ月で6冊ほど読んでみたが、満足度の高い製品だと感じている。実感とともに6つのポイントを紹介する。

1. 読みやすく目が疲れない

ほとんど紙と同じように見えるといわれるE Inkは、確かに紙と同じような感覚で読める。ずっと凝視してるのがつらいということもないし、電車が混雑したときに顔に近づけて読んでも無理なく読める。
むしろ「字が綺麗だなー」なんていう感想を読みながら抱くこともしばしば。紙に比べて読みがたいと感じたことは1度もない。(マンガは例外)

2. 軽くて負担にならない、片手でページめくりできる

E Ink端末は軽い。「Sony Reader PRS-T2」が164g、「Kindle Paperwhite」が213gで、紙の文庫本が250gぐらいなので、片手で持っていても全く負担にならない。
しかも、片手でページめくりができるので、つり革を持っていたり、片方の手に荷物を持っている場合でも、無理なく読み続けることができるので、ページを片手ではめくりにくい紙の本よりも読みやすいといえる。
かばんに入れっぱなしでも負担にならない重さというのもポイントが高い。
この点は思った以上にメリットが大きいと感じた。

3. 集中して読める

読書がはかどった理由の一つに、本を読むことに集中できたことがあげられるだろう。「Sony Reader PRS-T2」「Kindle Paperwhite」などのE Ink端末は電子書籍専用端末で、一応ウェブブラウザ機能もあるが、よっぽど困らない限り使おうとは思わないもので、本しか読めないと言ってもいいぐらいの製品だ。
タブレット端末とは違い、TwitterやFacebook、メールの通知が表示されるなどして集中が途切れてしまうこともないし、本を読み始める前にFacebookを確認するか・・・ということもない。
これは案外大事なポイントのように思える。

4. 読み途中のページをすぐに開ける

本を読むのをやめる場合は、電源ボタンをポチっと押してスリープモードにする。再び読み始める場合は電源ボタンを再度押せば、開いてたページがすぐに表示される。復帰までは数秒しか待たないのですぐに読書を再開できる。
なので、ちょっとした空き時間にサッと出して読むことが容易にできる。
とても使いやすいと感じているポイントだ。

5. 充電がほとんど不要

「Sony Reader PRS-T2」や「Kindle Paperwhite」は、Wi-Fiがオフであればバッテリーは最長2ヶ月持つ。私は「Sony Reader PRS-T2」をWi-Fiオンの状態で使っているが、充電したのは1ヶ月で2回ほどだ。それもバッテリーが切れたからではなく「念の為充電しておいた」というものなので、実際は1ヶ月に1度でも十分なのかもしれない。
スマートフォンやタブレット端末をすでに使っている人ならわかると思うが、バッテリーは意外にストレスになる部分だ。
使おうと思ったときにバッテリーが5%しかなくて使えなかった・・・というのはよくある話で、使っていなくても日々の充電が欠かせない。
E Ink端末であれば、2週間ぐらいかばんに入れっぱなしでも使うことができるので、バッテリーでのストレスは全くないと考えていいだろう。
ちなみにE Ink端末は、ページをめくる際などの画面切り替えのタイミングに電気を消費するが、静止状態では電気を使わないので、読書中のバッテリー消費も極めて少ない。

6. 安い

何より安い。これは大事だろう。「Kindle Paperwhite」が7,980円、「Sony Reader PRS-T2」が9,980円なので、いずれも手を出しやすい価格だ。
というわけで、1ヶ月使った感想を踏まえ、6つのポイントを整理してみた。E Ink端末であれば、常にかばんに入れておけるし、複数冊電子書籍をいれておけば、気分に合わせて本を読み分けることができる。それぞれの本の読んだページを保存しておくことができるので、複数冊同時並行で読み進めることも可能だ。
上記では紹介していないが、辞書機能は非常によく使っている。意味が正確にわからない単語などにタッチするだけで、意味を表示してくれる機能だ。「Sony Reader PRS-T2」は大辞林の辞書がインストールされているのだが、思った以上に広範囲に意味を表示してくる。
なんとなく理解していた単語を正確に理解し直すことができるので、とても良い読書体験だと感じる。積ん読してしまって、本を読めずにいる人は電子書籍端末に挑戦してみてはいかがだろうか。

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SONY 電子書籍リーダー Wi-Fiモデル Reader ホワイト PRS-T2/WC
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Author
Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。