映画「インセプション」テーマ曲の秘密がオシャレで話題

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レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が競演で、監督も「メメント」や「ダークナイト」のクリストファー・ノーランということで、日本でもかなり話題になっている「インセプション」。

その「インセプション」が映画内で使用している2つの曲の意外な関係性が話題を呼んでいる。
これを知って映画をもう1度見たくなってしまったのは私だけではないだろう。映画をまだ見ていない方でも映画を見る前に知っておくとより映画を楽しめるのではないかと思う。


その関係性はユーザーが発見しYouTube動画をアップしたことであっという間に広がり、既に117万回も再生されている。
この動画を見る前に補足情報を少し。
インセプションのあらすじは「人がもっとも無防備になる夢を見ている間に、潜在意識の奥深くに入り込み、貴重な情報を盗む“エクストラクト”。この危険な技術で世界最高の腕を持つ産業スパイのコブは、反対にアイデアの芽を潜在意識に植え付ける“インセプション”の依頼を受ける。」という話で、「夢の中では、時間の流れる速度が1/20になる(夢の中で夢を見た場合には、さらに1/20倍になる)」という世界になっている。
この動画は最初に「インセプション」のオリジナルテーマがかかり、次に映画内で何度も使用される、エディット・ピアフの「水に流して Non, je ne regrette rien」という曲がかかる。最後に「水に流して」をスローで再生した曲がかかるので注意して聞いて頂きたい。

そう。「水に流して」という曲をスローで再生すると、「インセプション」のテーマ曲とそっくりになる。
というよりも、スロー再生した状態をわざと曲にしたというのが事実なのだろう。
これはきっと内容を深く理解する為の伏線になっている。この関係性を踏まえて映画を見るとより楽しめるのかもしれない。
いやー、これはにはまいった。クリストファー・ノーラン監督の伝え方に脱帽だ。
最後に予行編をどうぞ。

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Author
Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。