信じられないほどリアルなフルCGの世界 — Alex Romanの作品

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まずはこの動画を見て欲しい。私はこの作品をはじめて見たときは、CGであるかどうかを知らないで見たため、実際の映像であることを信じて疑わなかった。

Silestone — ‘Above Everything Else’ from Alex Roman on Vimeo.

信じられるだろうか、これがすべてフルCGでつくられているのだ。
この作品は、映像作家Alex Romanが手がけたもので、構想から2ヶ月半で完成させた作品だ。実はAlex Romanは1年前にも「The Third & The Seventh」という作品を発表して大きな話題を呼んでいる。


「The Third & The Seventh」は「バングラデシュ国会議事堂」や「フィリップ・エクスター・アカデミー図書館」などの建築物をモチーフにした作品だ。

The Third & The Seventh from Alex Roman on Vimeo.

これもすべてフルCGでつくられている。そして、信じがたい事にこの作品を1人で作り上げている。
2作品とも3DモデリングにはAutodesc社の3D Studio Max(3DS Max)、レンダリングにはV-rayを使用して作られているようだ。
現在の映画の背景は大部分がCGで作られていることも少なくない。しかしこのようにフルCGで物体の動きをこと細かく表現した映像をみると、あらためてその技術に驚かされる。
もはや見抜くこのとできないリアルなCGの世界をまざまざと見せつけられた。

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Author
Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。