先日に引き続きご報告です。6月より正式にメンバーとして参加している株式会社プレイドがフェムトグロースキャピタルなどから1.5億円の資金調達を実施したことを発表しました。
リアルタイム解析により新たな「ウェブ接客」を実現するプレイド、フェムトグロースキャピタル他より1.5億円を調達
プレイドは、リアルタイム解析でウェブサイトの訪問者の特徴を可視化し、それに応じたアクションを自動で実行する「ウェブ接客」ツール「KARTE(カルテ)」を提供する企業で、今秋に予定している一般リリースに向けて準備を進めている段階です。当面はECサイトに向けてサービスを提供していきます。
フェムトグロースキャピタルは、「起業のファイナンス」などで著名な磯崎哲也さん率いるベンチャーキャピタルです。プレイドの社外取締役にも就任頂きました。さっそく、isologue(イソログ)で紹介頂いています。
株式会社プレイドに投資いたしました!
私がプレイドに参加したのはちょうど1年ほど前。その頃にはすでにこのサービスの構想があり、開発が進められている段階でしたが、初めて聞いた時に「これは確実に求められるサービスになるなぁ」と感じ、是非お手伝いしたいと思いました。
現在の私の役割は広報とメディア運営ですが、初期はUIデザインなどもお手伝いしていたので、そのサービスがいよいよ日の目を見ようとしていることに、なかなか感慨深いものがあります
「KARTE」はウェブサイトのあり方を変えるサービス
「KARTE」は、リアル店舗で当たり前のように行われている「相手の状況にあわせた接客」をウェブサイトでも可能にするサービスです。おそらくウェブサイトで接客された経験がある人はほとんどいないかと思いますが、KARTEはそれをあたり前にしようとしています。
ウェブサイト上での接客を実現するために、リアルタイムで訪問者を解析し特徴を可視化したうえで、その特徴に沿った提案を自動で行います。
例えば、常連客が訪れた時に「特別な商品を紹介」したり、購入を迷っている人に「不明点はありませんか?」とメッセージを表示したりすることが可能です。いままでは、メールで行っていたようなことも、お客様がサイトに訪問している間にアクションを起こすことができるのも魅力のひとつです。
要は、訪問者がどのような状況にいるのかがわかるようになるので、必要なあらゆる接客が可能になるということです。
このサービスはGoogle Anallyticsのように数行のコードをウェブサイトに埋め込むだけで、利用することができます。訪問者に対するアクションも自動化することができるので、サイト運営者の手間を増やすことなく、訪問者に対して効果的なアプローチを継続して行うことが可能になります。
秋の一般リリース時には、セットすべき施策がスイッチひとつでオンにできるテンプレートも用意する予定なので、KARTEを導入してすぐに活用できるようになりますので、導入するだけでメリットを感じていただけると思います。
WANTEDLYでの求人を開始!
今回の調達にあわせてWANTEDLYでエンジニアの募集を開始したので、是非応援とシェアをお願いします。データベース・解析・機械学習といったキーワードにピンとくるかたは是非ご応募ください!
(是非「応援する」ボタンを是非押してくださいませ。1日1回押せます)
【WANTEDLY】
データ解析×最適化サービスで世界に挑戦したいエンジニア募集!
これからが本番なのは言うまでもありませんが、広報としてKARTEの認知拡大に貢献するよう、出来る限りのことをしていきたいと思います。
以下はメンバーの集合写真。撮影は大好きなカメラマン 馮 意欣 さんにお願いしました。
創業者は楽天出身なので、ECへの勘所がありますし、CTOも東大でコンピューター・サイエンスを先行し、2009年に未踏本体採択された人物なので、なかなか面白いメンバーが揃っていますので、是非今後の動向もチェックして頂ければと思います。
あと、EC特化型メディア「Shopping Tribe(ショッピングトライブ)」もプレイドの事業として運営しているので、是非こちらもチェックしてください。