Google、検索を個人に最適化する「Social Search(ソーシャル検索)」機能が日本語でも対応 — 自分のシェアした情報も表示される?

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Googleは5月19日(現地時間)、ソーシャルメディアなどで繋がっている友人の投稿を検索結果に反映する「Social Search」が日本語に対応したことを発表した。

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これにより、GmailやTwitterなどでつながっているユーザーがシェアした情報が検索結果に表示されるようになる。利用するにはGoogleにログインしていることが前提だ。
下記はGoogleが用意した「Social Search(ソーシャル検索)」の紹介ビデオだ。

ここでは旅行プランを検討する際に、Googleで検索して情報を調べながら、友人がシェアした情報をチェックするケースを紹介している。


いままでは検索結果に表示される情報を上から順番にチェックする人が多かったと思うが、これからは友人がシェアした情報を優先的にチェックするというケースが増えていくと思われる。
友人がTwitterでシェアした情報はアイコンも表示されるため、かなりの吸引力がある。
以下は私が「Google」というキーワードで検索した際に表示された情報だ。「◯◯さんが共有しました」と表示されており、◯◯の部分にカーソルを合わせると何で繋がっているかを確認できる。

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検索結果に表示されるのはどのようなコンテンツ?

Googleのヘルプによると、以下のコンテンツが検索結果に反映される。

  • 自分の友だちが共有または作成したウェブサイト、ブログ、その他のコンテンツ
  • 自分のソーシャル コネクションが共有した画像
  • 自分が Google リーダーにフィード登録しているサイトにある、関連性のある記事
  • Twitter や Flickr といったソーシャル サイトからの検索結果の下に表示される、自分が知っている人のプロフィール

また、表示される相手は以下に該当する人物となる。

  • 自分の Gmail(または Google トーク)のチャット リストに入っている相手。
  • 自分の Google の連絡先の Myコンタクト グループに入っている相手。
  • 自分の Google アカウントまたは Google プロフィールに関連付けているソーシャル サイト(Twitter や FriendFeed など)を通じて公開の状態でつながっている相手。
  • 自分が Google リーダーや Google バズでフォローしている相手。
  • 自分が直接つながっている公開ソーシャル コネクションと公開の状態でつながっている相手。つまり、自分が Twitter でフォローしている友だちが 5 人をフォローしている場合、その 5 人も自分のソーシャル コネクションに含まれる。

自分のコンテンツはどの程度検索結果に表示される?

Googleの検索結果に表示される情報は自分で設定をおこなうことができる。GoogleのGmailなどのサービスで誰と繋がっているかは「ソーシャルコネクション」でリストをみることができる。また、関連付けているサービスに関しても「ソーシャルコンテンツ」で確認できる。
Twitterなどのサービスとの関連付けは「Googleアカウント」と、Googleバズの「接続済みサイト」で設定することができる。現在Facebookも関連付けられるが、結果に表示されるかは不明だ。
私が確認できた範囲では、livedoorプロフィールで繋がっている友人の情報も結果に表示された。これはGoogleアカウントと関連付けてないと思われるので、この点に関してはどのような形で関連付けられているのかがわからない。
基本的にGoogleアカウントとその他サービスを関連付けている人は少ないと思われるため、現状は検索結果にあまり表示されないかもしれない。
しかし、今後おすすめの情報を推薦できる「Google +1」(ITmedia記事)の登場も控えているため、検索のアプローチは大きく変わっていきそうだ。

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Author
Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。