iPhone4を1ヶ月使ったレビュー&おすすめアプリ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

iPhone4の当日分を入手してから1ヶ月ほど使用してみたので、そろそろレビューをまとめて見ようと思います。
前の記事にも書きましたが、私は2年間使い倒した3Gからの機種変更なので、3GSを使用している人よりも感動が1.5割増ぐらいになっているかもしれません。
その辺を考慮してこのレビューを読んでいただければと思います。

まずはiPhone4で何が変わったかをおさらい

  • 刷新されたデザイン
  • iPhone3GSの4倍の解像度をRetinaディスプレイにより実現
  • 2つのカメラが搭載+ビデオ通話機能「FaceTIme」搭載+HDビデオ撮影
  • バッテリー性能が40%向上
  • 端末の回転速度を計測できる「3軸ジャイロスコープ」を新たに搭載

それでは、変更点を中心にレビュー開始。

刷新されたデザイン

今回デザインが変更されて一番感じるのは、持った感じが変わったことです。
iPhone3Gは背面が丸みを帯びていたので、すごく手にフィットしていましたが、今回背面がフラットになったことで、持った感じがフィットしません。
3Gや3GSの時にあったフィット感はiPhoneの魅力の1つだと思っていたので、ちょっと残念です。
あと、全面と背面がガラスで覆われているので、割とすべりやすいです。ポケットに入れるときに手をすべらしてしまいそうになることもしばしば。
ただ見た目はケースを使いたくないと思えるカッコよさがあります。
ディスプレイの美しさも手伝って、出来れば液晶保護シートやケースを付けたくない感じさえします。これは3Gの時に無かった感覚。
実はすでにベッドから何度か落下させてますが、キズひとつ付いていないので強度はなかなかのものかもしれません。
見た目はかっこいい、持った感じは角がしっくりこなくてまだ慣れない。そんなところです。

Retinaディスプレイは感動するレベル

ディスプレイは本当にきれい。特に文字の読みやすさ、写真表示の美しさは目を見はるものがあります。
iPhone3GとiPhone4を見比べると以下のような印象

  • 全体的にくっきりと見える
  • 文字が本当に読みやすい。小さい文字でも読めてしまう感じ
  • 特に文字に関しては3Gと比べると3Gは文字がぼやけて見える
  • 黒が黒く表示され、コンテラストがはっきりしている
  • 写真に関しては表現できていなかった細かい部分まではっきりと表示されるようになった

いまだに、iPhoneを利用する度にディスプレイの綺麗さには感動します。これは一目でわかると思う。
一番驚いたのは、以前はiPhoneで漫画を見る際には拡大しないと字が読めませんでしたが、iPhone4だと1Pの全体を開いた状態でも字が読めてしまうところ。これはすごいです。

スピードは大満足

私は3Gを利用しているので、当たり前といえば当たり前かもしれませんが、iPhone4はまったくストレスのないスピード。
特にiPhone3Gの時は、Echofonを立ち上げる度にしばらく使えなくなるほど重くなっていましたが、iPhone4にしてからはまったく動作が重くなることはない。いまのところ何をやってもサクサク動きます。
これはちょうど、iPadを触った時の感じに似ています。iPadを購入してからは家ではもっぱらiPadをさわっていましたが、小さい画面でも事足りる場面ではiPhoneを触るようになってきました。

バッテリーもかなりもつ

バッテリーはかなりもちます。2年使用した3Gとは比較にならないほどのもちよう。
具体的にはフル充電から24時間使用した時点でバッテリーが68%残っている感じです。
参考までにその日の行動は以下の通り。

  • 地下鉄を含む2時間ほどの往復移動
  • マルチタスク対応のアプリを20個ほど立ち上げっぱなし
  • 通話は少し
  • Twitterやメールは1時間おきにチェック

これはすごい。以前は夕方頃に充電が必須だったので感動ものです。さすがにゲームアプリなどを使用すると見る見るバッテリーが減りますが、普段は本当によく持ちます。

アンテナ感度は向上し、圏外から復帰するスピードが格段にあがった

アンテナ感度に関しては左下を持つと感度が極端に下がるという問題があり、AppleよりiPhone4購入者にはバンパーを無料で配布すると発表がありました。この問題はあるものの、実感としてはかなり感度が良くなっているように思います。
間違いなく改善された点は、圏外から復帰するスピードが格段にあがったこと。
私は地下鉄を利用するので、駅に着くたびにTwitterをリロードすることがよくありますが。以前は、駅に着いてもなかなか電波が復帰せず、再び走りだした頃に復帰するので読み込めないこともよくありました。いまは着いたら即復帰するような感じです。

2つのカメラを搭載

カメラに関しては、フォーカスさえ出来なかったiPhone 3Gを利用していたこともあって、それだけでも感動してしまったりしますが、iPhone 3Gのときは記事の写真を撮るにはとても使えたものではありませんでした。しかし、今回のカメラはメモ以上の用途で使えそうです。
そしてHDビデオ撮影が可能になりました。試しにウチの愛犬をiPhoneで撮った動画をiPhoneのiMovieで編集した動画を作成してみました。10分ほどで作れました。
YouTubeへのアップロードもiPhoneからおこなっています。

iOS4に関して

iPhone4に搭載されているiOS4の特徴についても少し触れたいと思います。
やはり大きい2つの特徴はマルチタスクとアプリを格納できるようになったフォルダーですね。
マルチタスクに関しては、完全に対応しているアプリがまだまばらですが、ブラウジングやメール、Twitterなんかはホントにすばやくチェックできるようになりました。 フォルダーに関しては本当にアプリを見つけるのが楽になりました。まだフォルダーが使えないiPadを触ると残念な気持ちになるほど。

総評 – 3Gユーザーは直ちに買い替えをオススメ!3GSは様子を見てもよいかも

3Gを使っていた私からしてみると、iPhoneが再び生き返ったような感覚があります。正直大満足です。
やはりiPhone 3G時代のもっさり加減は結構限界に来てました。何をするにも待ち時間があった感じでしたが、iPhone4では大抵サクサク動いてくれます。これは本当にうれしい。
iPhone3GSに関しては使ってないのでわからないというのが正直なところですが、3GSにiOS4を入れた際の問題を改善すべくAppleが動き出しているようなので、もう少し様子を見ても良さそうですね。

iPhone4(iOS4)にオススメのアプリ

最後にiPhone4もしくはiOS4に対応したアプリを紹介したいと思います。
Echofon Pro for Twitter (iTunes) マルチタスク対応
Twitterアプリは好みになりますが、私はサクッと確認ができるEchofonをずっと使っています。機能も申し分ないです。
iMovie(iTunes)マルチタスク対応
iPhoneでとった動画をその場で編集してアップすることを可能にするアプリ。動画のカットなどは手間がかかるもののあると便利。
iBooks(iTunes)マルチタスク対応
日本語の書籍はないので寂しい状況ですが・・・。
Skype(iTunes) マルチタスク対応
マルチタスクに対応したことで、待ち受けが可能になりました。バッテリーの消費が気になるところです。
HT Professional Recorder(iTunes) マルチタスク対応
マルチタスク対応のおかげで録音をバックグラウンドで出来ます。離れた音もきれいにとってくれる優れもの。
Eliminate:GunRange (iTunes)
ジャイロスコープを体感する為のアプリその1。シューティングゲームです。
Real Racing(iTunes) マルチタスク対応
ジャイロスコープを体感する為のアプリその2。レーシングゲームです。iPhone4に最適化された映像がきれい。
Tap Tap Revenge 3(iTunes) マルチタスク対応
マルチタスクの実演でも登場した人気アプリ。ハマる度は尋常じゃありません。
The Elements for iPhone 4 (Japanese version)(iTunes)
iPadで話題になった元素図鑑のiPhone4版です。
FlashLight4G (iTunes)
iPhone4についたカメラ用のFLASHライトをいつでも点灯できるアプリです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
share post to:
Author
Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。