13日の深夜に「坂本龍一についてユルく語ってみよう」というUSTREAMでの生放送があった。
この放送は深夜1時ぐらいから始まったようだが、YMOのコピーバンドを長年(30年!?)やられている @koba328gtb が主催して行われたものである。
USTREAMのチャンネル
http://www.ustream.tv/channel/o-setsu-y
このUSTREAMの番組で14日午前1時に事件は起こった
あくまでこの番組の当初の主旨は番組名の通りでユルく語りあう様子をUSTREAMで生放送してみようという軽いのりであった様子である。ところが事件は起こった。
なんと、USTREAMのSocial Stream(USTREAMの画面からTwitterにツイートするもの)に坂本龍一氏が登場したのだ!
こんなことが起こっていった。
- 主催者が演奏しているところに、坂本氏がツイートで指導
- 坂本氏にYMOのコピーバンドのライブ映像をUSTREAMで流して見てもらった
- 続いて、ライブの写真集を見てもらった
- 坂本氏が高橋幸宏氏をツイートで呼ぶ
- 高橋氏もUSTREAMのコメントをツイート
という形で、3時間にわたりずっと坂本氏はUSTREAMでこの番組を見ながらツイートをし続けた。
おかげで、このUSTREAMのタイムラインは怒濤のスピードで興奮したツイートで溢れかえった。
ライブ映像を見た坂本氏からはこんな素敵なツイート
そのときの様子をまとめられている方がいる
http://fumit.blogspot.com/2010/03/ustream.html
坂本氏と高橋氏のツイートまとめ「togetter」
http://togetter.com/li/9328
同時視聴者数2500人超え
深夜に関わらず、この番組のトータル視聴者数は11,877人で、同時の視聴者の最大数は2500人以上ぐらいまでになった。本当にTwitterが生み出す不思議な敷居の低さと、USTREAMを使えば誰でも生中継ができてしまう仕組みに改めて驚かされた。
ただ、この奇跡は誰でも行ったものではないだろう。彼らが積み重ねたものが伝わったからこそ、坂本氏がUSTREAMを見てツイートするという行為にいたったのだと思われる。(ちなみに演奏のレベル、セットの再現などはかなり本格的だった)
しかしこれを可能にしたのはTwitterでありUSTREAMである。この仕組みがないと今日の奇跡は起こり得なかった。
それにしても、長年YMOのコピーバンドをやり続けてきた主催者にとっては夢のような1日になったのではないだろうか。
なんとも、見ているこちらまで幸せになってしまう、そんな不思議な夜だった。