mixi、経常利益6割減 – 震災の影響による一時的なものか?

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7月8日の日本経済新聞によると、mixiの2011年4月〜6月期の連結経常利益が前年同期比の6割減の4億円前後となった模様。
mixiはこの報道を「当社が発表したものではない」としており、発表は8月4日に行うとしている。 (mixiプレスリリース

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mixiは6割減となった理由として、先行投資としてスマートフォン関連の開発を強化したほか、東日本大震災の影響で売上高の約8割を占める広告収入が低迷したことをあげているようだ。
また、テレビCMの実施による2億円程度の広告宣伝費が発生したことも影響した。


震災の影響で5月頃まで広告出稿が低調だったようで、会員数は増加しており、ソーシャルゲームの課金収入も好調だったが補えなかった。純利益は58%減の2億円前後で、売上高は3%減の39億円前後とみられている。
なお震災後の5月10日発表した、11年4~9月期の経常利益の会社予想は40%減の9億5千万円から27%減の11億5千万円を見込んでおり、その予想は修正しない公算が大きいとのことだ。
mixiはこの予想の売上前提として、以下のように説明している。

  • 上半期:震災の影響を受け大手広告主の出稿意欲など広告市場全体の丌透明さが残るものの、モバイル広告やソーシャルアプリの課金売上を中心に進捗
  • 下半期:ソーシャルグラフを活用した収益化を開始し、既存の広告・課金だけでない収益の柱が
    徐々に確立

震災の影響により大手の広告出稿が控えられたのは間違いないと思うが、TwitterやFacebookなどの他のソーシャルメディアの利用増による影響がどの程度出ているのかは気になるところだ。
それにしても、mixiは広告収入への依存度がかなり高いことが、今回あらためて実感するところなった。
なお、mixiが発表しているユーザー数の推移などは下記から詳細を確認できる。
2010年度第4四半期及び通期決算説明資料(PDF)

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Author
Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。