Twitterの利用者が進む中、Facebookの状況が気になったのでGoogleトレンドでチェックしてみたところ、興味深いデータになっていたので紹介させていただきたい。
Facebookはアクティブユーザーが4億人を突破し、トラフィックの誘導元サイトとしてもGoogleを超えるなど、世界的に見れば敵がいないような勢いである。
ところが日本では、一向にFacebookが盛り上がる気配がなく、利用している方もほとんど耳にすることがない。私の周りでは、海外の方と交流を図っている人だけが利用しているような印象だ。
ということで、Facebookが検索される推移がどのようなものか気になったので、調べてみた。
下記はGoogleトレンドで「Facebook、mixi、twitter」のキーワードでグラフを表示したものだ。
グラフを見ると、Facebookが急激に伸びており、mixiは逆に下降気味になっていることがわかる。
しかも、Facebookがmixiを超えてしまっている。
これを見る限りは「Facebookの時代が来るのか!」と思わず興奮してみたくなるが、すぐに不可解な点に気づいた。
下記は地域別のFacebook、mixi、twitterの結果であるが、それを見ると異常な状況であることがわかる。
Facebookの検索は圧倒的に東京で行われており、その異常さはmixiとTwitterと比較するとよくわかる。
東京以外では、mixiが最も多く、Twitter、Facebookという順になる。
あまりにも東京が多すぎるが、「ソーシャルメディア関係の会社が多いから?海外から来ている方が多いから?」と単純に推測してみるものの、ここまで異常な開きが生まれるとは思えない。
しかし、言語の結果をみると・・・・
なんと、日本での検索数なのに日本語が9位。
結局のところ、日本語環境以外の検索が多く、特にトルコ語、イタリア語、スペイン語、フランス語が多い。
おそらくGoogleの言語設定を元にしたものなので、正確なものだろう。
日本語を見ると、mixi、Twitter、Facebookという一般的な相対関係にある。
ちなみに神奈川にエリアを絞ると、結構納得できる結果になる。
それにしてもトルコが多いのはなぜだろうか。その他言語も多すぎである。
日本のプロキシを通してアクセスされているのだろうか・・・・理由がわかる方、誰か教えてください。