ラルフローレンが11月10日にニューヨークとロンドンで行ったショー「Ralph Lauren 4D Experience」が話題になっている。このショーはラルフローレンの年間200万ドルの売上げがあるアメリカのeコマースビジネスの10周年を記念したものだ。
これはラルフローレンのニューヨークとロンドンにあるフラッグシップ店で行われたショーで、夜の店舗にプロジェクション・マッピングという「オブジェクトに映像を投影する技法」を使って演出された10分程度のショーだ。
いわゆる4D(4次元)には、音(音楽)、触感(風)、そして香り(ブランドのフレグランスコレクションの香り)を含む一連の付加的な知覚効果があり、ショーに合わせての演出があったようだ。
下記は公式チャンネルで公開された映像だが、建物がトランスフォームしたり、爆発してラルフローレンの象徴であるポロの選手が飛び出すなど派手な演出を楽しむ事ができる。
この動画を見ても十分凄さが伝わるのだから現地で見たらさらに凄いのだろう。
ラルフローレンの狙いは最先端のテクノロジーで演出することよって、最新のトレンドを追っていることをアピールすることだった。
そして、この斬新な映像が「ウィルスのように伝染する」ことをねらって、ウェブサイトとモバイルアプリケーションでこの映像を掲載している。
日本でも話題になっているところを見ると、このショーは成功といえそうだ。