日常生活にアイデアを、Batelcoが1年以上かけて制作したショートフィルムが話題

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バーレーンの通信会社Batelcoが公開した3分20秒のショートフィルム(アドフィルム)が話題になっている。このフィルムは街中のありふれた日常で人々が思い描く、ユニークな物語をノンストップで表現しており、映像とメッセージ性が素晴らしい仕上がりとなっている。

アイデアを生活へ持ち込むということは、ブランドメッセージであるのと同時にまさにBatelcoが実行していることでもあるという。この映像には、アイデアを実現する可能性に気づく手助けをしたいという想いが込められている。


Batelcoは「あなたの目を捕らえるすべてのものは、1つのアイデアから始まっています。誰かがどこかで考えていたアイデア。小さいもの、大きいもの、もしくは突飛なことでさえも、すべては人が考えだしたもの、もしくは考えだすものなのです。INFINITYの中に飛び出すアイデアはいつかは現実になるかもしれないあなたはそれを疑いますか?」と問いかけている。
大人になればなるほど、様々な「常識」が自分自身に積み重なって、可能性を阻害しているという観点もある。「時にはすべての常識を取り払って物事を考えてみることも大事かもしれない。」そんなことを考えるきっかけを与えてくれる映像だ。
メーキング映像も公開されている。この映像がどのように撮影して作られたかがわかって面白い。

このINFINITYのためのfacebookファンページも作られており、ディレクターのインタビューなどが公開されている。ファンページ公開後1ヶ月ほどで10万人のファンを獲得している。
さらに、公式サイトでこのショートフィルムを見ると、最後に「今あなたは何を考えていますか?」のメッセージの後にウェブカメラを使って自らが映し出されるとともに「考え続けて」と表示されるシーンがあり、その時の表情が撮影される。
そこで、撮影された写真は、ユーザーが許可すれば以下のようにFacebookファンページのウォールに流れるようになっている。

infinity

とてもメッセージ性のある、素敵なキャンペーンだ。
公式サイト:http://batelco.com/infinity/
Facebook:http://www.facebook.com/batelcoinfinity

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Author
Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。