1度はこの映像を体感しておくべき!映画を最高の環境で視聴できるIMAXで話題作を2本見てきた

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アバターが話題になった際に、「絶対にIMAXで見るべき」という話をよく聞いていたので、ずっと気になっていたIMAX。自宅からわりと近い木場に7月15日にオープンしたので、現在上映中の話題作「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」と「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を見てきた。

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まずIMAXのことを少し説明。IMAXは映画を構成する4つの要素「映像、音響、空間、作品」をすべて最高の水準にまで高めた上映システムを備えており、旅行に例えれば「ファーストクラスで行く上質な旅」を味わえるというものだ。
システムはカナダのIMAX社が開発したもので、日本では「3Dの映画館」というイメージが強いが、2D作品も最高の環境で見れるものになっている。
実際クリエイターの評判も極めて高く、スティーブン・スピルバーグやジェームズ・キャメロンも絶賛している。

スティーヴン・スピルバーグ監督「ハリウッドはいつも小さいスクリーン、つまりテレビやホームシアターで最終的に楽しめるコンテンツを求めていたが、今後は多くのフィルムメーカーたちがIMAXバージョンの映像を目指したいと思っているはずだ。IMAXデジタルシアターは我々をサポートしてくれる存在になっている」

ジェームズ・キャメロン監督「私の次回作である『アバター』で我々が目指すのは、革命的なライブアクション3D映画を製作することだ。それはIMAX3Dに向けた製作にほかならない。拡大された視野やパワフルなサウンドシステムによって観客を包み込むIMAX3Dによる『アバター』は、これまで体験したことのない映像世界を提供できるだろう」

IMAXは映画を最高の環境で見ることができることを、世界屈指の監督からもお墨付きというわけだ。
では、実際に見てきた感想を述べていくことにしよう。

壁全面に広がるスクリーンが大迫力

映画館に入ってまず驚いたのが、床から天井、左右の壁いっぱいに広がる、ドでかいスクリーンだ。
シネコンでも見受けられないほどのサイズのスクリーンが広がっている。
個人的に3D映画は視界いっぱいに広がった画面で見るのが最適と思っているので、これはすばらしい環境だと思う。

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視界を狭めるIMAX専用グラスが匠

IMAXの3D専用グラスは、貸し出し式となっており、他の映画館とは異なるものを使っている。
映画を見終わってこの大きめのグラスを外したときに気づいたのは、視界が狭められていたことだ。
人間の視界とはなかなか広いもので、普通なら隣の人が少し動いただけで視界に入ってしまうものだが、このグラスはいい具合に視界が狭められているので、映画に集中してみることができる。このグラスと大型スクリーンとの効果と相まって、映画に完全に没入することができた。

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映像のクオリティがケタ違い、3Dも自然

そしてなんといっても、映像が美しいのは最も特筆すべき点になる。
映画を見ながら「きれいだなぁ」と感じてしまうほど美しい映像を見ることができる。そして3Dがとても自然だ。
はっきりいって、他の映画館を圧倒するレベルのクオリティになっており、明るくて鮮明できめ細かい映像を大画面で堪能できる。
3Dは暗くなるということがよく言われるが、そのような事は全くない。
この映像を体感してしまうと、他の映画館は選択肢にできなくなると言えるほどだ。映像の美しさで感動したのはなんとも久しぶりである。

上映中の2つの作品

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最初に見た映画は「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」だ。最後にして初めて3Dを採用した今作だが、PART1では3D版の公開を予定していたものの、「十分なクオリティが出せない」ことを理由に、2Dのみの上映となった経緯がある。最後の最後に満を持して登場した3Dというわけだ。
ハリー・ポッターは、2D映像用のカメラで撮影し、後処理で3D化を行ったようだが、とても自然な3D映像を見ることができた。
決して派手さはないが、臨場感を高め、ハリー・ポッターの世界に没入させてくれるいい仕上がりになっている。なんというかバランスが最高だ。
映画自体もとても素晴らしい仕上がりで、まさにシリーズの集大成といえるものだ。IMAXでみたこともあってか、映画を見て初めてスタンディングオベーションをしたくなったほど、満足度の高い作品だった。(もちろんそんなことはできなかったが)
正直にいうと、私はハリー・ポッターの過去の作品を見ていて、度々睡魔に襲われてしまうことがあったのだが、この作品は最初から最後まで、気のぬくことのできない素晴らしい作品だった。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」の淡々とした展開にがっかりした人もPART2は絶対に必見だ。PART1はPART2で爆発するための前振りでしかなかったことに気づくだろう。
そして1週間おいて観に行ったのが「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」だ。
史上最高の3Dを豪語しているだけあって期待も高まる。そして大好きなシリーズのラストということもあって、絶対に映画館でみようと思っていた。
こちらはハリー・ポッターの自然な3Dとは違い「3Dどうだ!」というシーンが目白押しな感じの作品になっている。もともとアクションシーンがウリの映画でもあり、派手な仕上がりだ。
こちらは期待が過ぎたのかもしれないが、そこそこの満足度だった。「おぉ!」というシーンは度々訪れるものの、速い動きを3Dで見るのはちょっと疲れてしまう感じがあった。(座席が前の方だったのも良くなかったかもしれない。)
最後の戦闘シーンは「さすが」の迫力と面白さだが、そこにいたるまでが少し長く感じたのも理由の1つだと思う。
2連続IMAXだったので、目が肥えてしまったのもあったかもしれないが、ハリー・ポッターの時ほどの感動は得られなかった。(前回がすごすぎたのだと思うが)
それでも3Dは相変わらず違和感なく見れるので、たまに「そういえば3Dだった」と思い出すぐらい普通に感じてしまうレベルで鑑賞できる。3DをみるならIMAXというのはあらためて実感できた。

まとめ – IMAXは最高レベルの映画館

IMAXは最高レベルの映画館だ。最近は快適な映画館も増えており、シネコン系ならどこでも満足感を得られると思うが、その中でも圧倒的なクオリティを見せているのがIMAXだと思う。
私は普段ユナイテッド・シネマ豊洲を愛用しており、ここも素晴らしい映画館で今後も愛用し続けると思うが、映像のクオリティに関してはIMAXの方が上になるだろう。「映画を最高の環境で見れる映画館」と自らを紹介するIMAXに偽りはない。
(椅子の座り心地に関しては圧倒的にユナイテッド・シネマ豊洲の方が好きだったりするが)
まだIMAXを体感していない人がいるのであれば、是非1度足を運んでみて頂きたい。おそらく驚きが待っていると思う。もし「アバター」をこの映画館で見ていたら、どれほど素晴らしい体験になっていたのだろうと、いまさらながら悔やまれるほどだ。
いまやっている作品で個人的におすすめなのはハリー・ポッターだが、どの作品を見ても、最高のクオリティを体感できることは間違いないと思う。本当におすすめだ。
109シネマズIMAXはウェブで予約もできるので、前もって予約をしておくことをおすすめする。IMAXの映画館はいくつかの作品を交互に上映しており、一つ一つの上映回数が少ないので、あらかじめ上映時間のチェックは必須だ。普通の3DとIMAX 3Dの両方を上映しているので注意しよう。
まだまだ少ないIMAXだが、お客さんがたくさん入れば、どんどん増やす計画もあるようなので、今後さらに増えることを期待したい。
http://109cinemas.net/imax/
写真:IMAX 3D Glass / Dick Thomas Johnson

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Author
Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。