米調査会社ニールセンが、6〜12歳と13歳以上のそれぞれに6ヶ月以内に欲しい電化製品のアンケートを10月に行い、その結果を11月22日に発表した。
中でも興味深いのは6〜12歳に最も人気があったのがiPadだったことだ。
1位のiPadは31%が将来買いたいものとしてあげており、iPod Touchも29%と高い割合となっている。
興味深いのはゲーム群をiPad、Computer、iPod Touchが上回っていることだ。iPad、iPod Touchはゲームが遊べる端末としても人気が高い事が考えられるが、Computerが2位であることを考えると、これらのデバイスを使うことが普通の選択肢となっていることがうかがえる。
ゲームの中ではNintendo DSが最も人気が高く、25%だった。
13歳以上に関しては、様々な電化製品の買い替えを考えているようで、コンピューター、テレビ、スマートフォン、ブルーレイなどが上位に並んでおり、iPadやE-Reader(電子書籍リーダー)も上位にランクインしている。
ゲーム機で一番人気が高いのがWiiの15%で、つづいてPlayStation3が13%、Xbox360が9%となっている。
PlayStation3は「PlayStation Move」、Xbox360は「Kinect」とそれぞれ体感型のゲームを投入していることで注目が集まっているが、アンケートを実施したのが、Kinectが大規模なキャンペーンを実施する前に集計されたものであることを加味する必要があるようだ。
iPadやComputerを欲しいと考えている6歳〜12歳が3割を占めることが驚きである。
この年齢層は周りにiPadやComputerを使用している人がいないと、欲しいと考えるきっかけがなかなかない事が考えられるので、広く認知され、一般家庭に浸透していることがうかがえる。
日本で同様のアンケートをしたらどのような結果になるだろうか。非常に興味深い。
情報元:Nielsen
写真;kevindooley